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一足のスニーカーが人生を変えた — まぁくんが語る"幸福の輪"
2025年4月29日
日本のZ世代の若者の約40%が「何らかの形で自分の夢を追いかけている」というデータがあります。
しかし、その道のりは決して平坦ではありません。今回ご紹介するのは、一人のクリエイターの小さな企画が、夢を追う若者の背中を押した感動的なストーリーです。
思いがけず届いた感謝のメッセージ
Youtuberのまぁくんは体調不良を抱えながらも、自身のチャンネルを通じて多くの視聴者と繋がってきました。ある日、彼のもとに一通のメッセージが届きます。
「買ってもらったスニーカーを見ると、なんだか自分が応援されているような気がして頑張ることができました。感謝してもしきれません」
このメッセージを送ってきたのは、「ニコちゃん」というメルプチ(おそらくアイドルグループ)のオーディションに挑戦していた若者でした。
彼女はまぁくんの動画にも出演したことがあり、その際にまぁくんからスニーカーをプレゼントしてもらったようです。
諦めない心が実を結んだ瞬間
ニコちゃんは一度や二度ではなく、複数回オーディションに落ちた経験を持っていました。まぁくんは当時、冗談めかして「また落ちたんだ」と声をかけた記憶があるといいます。しかし、彼女は諦めませんでした。
そして遂に、念願のオーディション合格の知らせがニコちゃんから届いたのです。
「受かったから原宿に行きます。区切りとして、お礼を言わせてもらいたいです」
まぁくんは体調の問題で会うことはできませんでしたが、このニュースに心から喜びを感じていました。
スニーカーが持つ特別な意味
ニコちゃんにとって、まぁくんからもらったスニーカーは単なる靴以上の存在でした。
「買ってもらったスニーカーを履いて、ずっとオーディションに挑んでいました」
ニコちゃんは自分の夢についても語りました。
「私の夢はもっとビッグになって、見てくれるみんなを笑顔にすることです」
まぁくんは彼女がすでに多くの人を笑顔にしていると感じつつも、これからより大きな舞台で活躍することを応援しています。
生きる意味を見つけたまぁくんの心境
この出来事は、体調と闘っているまぁくん自身にも大きな影響を与えました。
「自分のやってきた行動や生きている意味があったのかな」
「次の世代に何かを繋ぐことができたのかな」
他者の成長や夢の実現に少しでも貢献できたことが、まぁくん自身の生きる力になっているのです。
世の中には様々な批判や否定的な声があります。しかし、まぁくんは自分の信じる道を歩んできたことに後悔はないと語ります。
「誰になんて言われても、自分たちのしたいこと、幸福の輪を広げていくという行為をしてきてよかった」
このシンプルな行為が、思いもよらない場所で花開くことがある。それがまぁくんの実感です。
諦めない心の大切さ
「普通だったらオーディション、何回で諦めるんだろう。1回目、2回目、3回目...」
まぁくんはニコちゃんの諦めない姿勢に感銘を受け、自分もその強さに負けないよう頑張りたいと語ります。
一足のスニーカーを贈るという小さな行為が、オーディションに挑戦し続ける若者の支えとなり、その若者の夢の実現につながった。そして今度は、その若者の成功が、困難な状況にあるまぁくん自身の励みになる。
この循環こそが、まぁくんの言う「幸福の輪」なのかもしれません。
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