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名前だけで身分がわかる?インド系女性が語る衝撃のカースト制度と隠された文化タブー
2025年4月20日
「あいつだけ身分が違うんだ」
この衝撃的な一言から始まる物語に、視聴者は固唾を呑みました。現代社会でも名前だけで人の身分がわかり、食事すら一緒にできないインドのカースト制度。
流暢な日本語を操るインド系アメリカ人女性アナンヤさんが明かす知られざるインドの文化タブーに、26万回以上の再生回数を記録した動画「インドのタブー!?聞いちゃった!!」で視聴者たちが驚愕しています。
「あいつだけ身分が違うんだ」現代に生きるカースト制度の衝撃
「名前で分かっちゃうんですよ」というアナンヤさんの言葉に、多くの視聴者が驚きました。インドでは今でも名前からカースト(身分制度)が判別できるというのです。
「日本の大学へ研修に来たインド人教授4人組がずっと仲良しなのに食事の時だけ1人別の所で食べてて3人に『どうして?』と尋ねたら『あいつだけ身分が違うんだ』と平然と答えててナチュラル差別にびっくりした」
という視聴者の体験談は458もの「いいね」を集めています。
アナンヤさん自身も「私の親のミドルネームがレッディって言うんですよ。レッディは農業のカースト」と説明。
カーストによって食べられない食材や習慣も変わり、上位カーストの「ブラマンズ」は玉ねぎやニンニクを食べない人もいるそうです。
「死ぬほど厳しい」親たち。インドの教育熱が生む優秀さと苦悩
「インド人の子供たちみんな優秀っていう偏見がある」という問いに、アナンヤさんは「死ぬほど厳しい」と即答。
「インドは人口が多いから成功するには教育しかない。お医者さんになれ、エンジニアになれ、弁護士になれっていうオプションしかない」と説明します。
「彼氏とか彼女作っちゃだめ」
「メイクとか絶対ありえない」
という制約の中で育つインドの若者たち。アメリカで育った彼女にとって、周りが遊ぶ中で勉強を強いられる環境は葛藤の種でした。
「垢抜けが遅い」理由。厳格な文化的背景と若者の葛藤
「インド人の女の子とか男の人も、みんな垢抜けるのが遅い」と彼女は指摘します。
「親に縛られるから」と彼女は説明し、メイクや恋愛を禁じられる若者たちは、「ようやく世の中に出て色々やってやっと垢抜ける」のだと言います。
彼女自身「17歳まで牛肉全然食べたことなくて」と語り、文化的制約の中で育った経験を共有しています。
「1人で歩いたことない」女性としてのインド経験
「インドに帰ると家族と一緒に行くんですけど、1人で歩いたことあんまなくて」という発言に、多くの視聴者が驚きました。
「もしレイプされたら女性側がひどすぎて裁判もできないし警察も何もできない」という彼女の言葉は、女性を取り巻く厳しい現実を示しています。
「毎度各国の治安の話を聞くと、日本は物凄く恵まれた環境だと痛感する」
というコメントのように、多くの日本人視聴者は自国の安全性を再認識しています。
「カレーだけじゃない」多様なインドの魅力
「インドと一言で言っても多民族、多宗教、多言語だからな」
というコメントが示すように、インドの多様性にも関心が集まっています。
アナンヤさんは「南インド料理も食べてください」と「ドサ」という薄いクレープのような料理を紹介。
「今めっちゃ変わってきた、GoogleのCEOもインド人だし」
という発言は、変化するインド系社会の地位向上を示しています。
視聴者たちは彼女を通してインドという国の複雑さを知り、単なる言語習得以上の価値を見出しているようです。カーストから始まり、教育、ジェンダー、そして多文化共生まで、一人の女性を通して見えてきたインドの姿は、私たちの世界観を広げてくれます。
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