スポーツ
阪神・近本の驚異的トリックプレーが話題に!
2025年4月12日
2025年4月10日、阪神タイガース対ヤクルトスワローズの試合で、阪神の近本光司外野手が見せた驚愕のトリックプレーが野球ファンの間で大きな話題となっています。
このプレーは、その後の天候悪化によりノーゲームとなった「幻の試合」の中で起きたものでしたが、その巧妙さから多くのファンの記憶に残ることとなりました。
二重のフェイクで魅せた頭脳プレー
問題のプレーは、センターフライを捕球した近本選手が、一度ボールを落とすような仕草を見せることで、一塁走者を欺くという高度な戦術でした。
普通なら「フライを落とす」演技をしてランナーを進塁させるトリックですが、近本選手はそのよく知られたトリックを逆手に取り、実際には確実に捕球していたのです。
この二重のフェイクに走者は完全に騙され、二塁へ向かって動き出したところを見事な送球で刺され、ダブルプレーが完成しました。
実況席の解説者も
「その前に手を上げて落とすようなそぶりをしてるんですけど、これによってランナー『あ、落ちるの』っていう感じでちょっと先の方へ進んでしまって」
と、その見事なトリックを称えています。
SNSでの反響
動画に寄せられたコメントでは、
「こんなフェイクのフェイク初めて見たから笑ってしまった」
「瞬時にこういうの思いつくってやっぱり天才」
「野球IQが高すぎる」
など、近本選手の機転の利いたプレーに対する称賛の声が多数見られました。
また
「このフェイクのフェイクを成立させたのはこの先対戦相手にも効いてきそう。近本がフェイクでかまえてもどっちか分からなくてスタートが遅れるとかあったりするかも」
とその戦術的価値に言及するコメントも。
惜しまれるノーゲーム
このプレーを含む試合は、残念ながら雨天によりノーゲームとなり、公式記録には残りませんでした。
「ノーゲームになったので記憶に残るプレーになりましたね」
「幻のゲームになってしまったのが悔やまれる」
といったコメントも多く、現地で観戦していたファンからは「びしょ濡れでノーゲーム残念でしたが、近本のこのトリックプレーまで生で見れたのは絶対忘れません」との声も上がっています。
近本選手の成長と評価
近本選手は、「肩が弱い」と言われることもありますが、このような頭脳的なプレーで補っていることが伺えます。
「肩が弱い分頭を使う。素晴らしい」
というコメントや、
「この前の巨人戦でタッチアップの甲斐を刺したのも見事だった」
と、近年の守備力向上を指摘する声もありました。
また「今年もGG獲得決定の近本光司」
といった声からは、昨年のゴールデングラブ賞に続き、今季も高い評価を得ている様子が伺えます。
雨で試合自体は記録に残らなかったものの、近本光司選手のこの驚異的なトリックプレーは、多くの野球ファンの心に刻まれることとなりました。
瞬時の判断と相手の心理を読む洞察力が生んだこのプレーは、プロ野球ならではの高度な知的プレーとして、シーズン通して語り継がれることでしょう。
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